八王子実践2006年世代の1つ下の後輩で、同じくハニーの高橋や中嶋は同級生。
高校入学時はショートだったが、高校3年時にはライトに転向。以後は走攻守の揃った選手として八王子実践のレギュラーを担う。
現役引退後、監督の今藤と現役時代から仲が良かったこともあり、すぐにハニーで活動を開始すると、2008年には本塁打王のタイトルを獲得しチームの期待に応えた。
また中学時代までは投手もこなしていたこともあり、中継ぎ・抑えとしてもハニーの黎明期を支えていく。
そんな順風満帆な活躍をしていた木村だったが、2009年以降は地元のチーム(ソフト)や仕事の影響もあり年に数回しか参加出来なくなると、野球の技術が徐々に削がれていくこととなる。
その後、2016年に再びハニーへ本格復帰を果たすが、走攻守全てにおいて大幅に劣化しており、特に体重増の影響で鍛え抜かれた脚力は完全に失われていた。
唯一残った長打力もソフトと野球の違いに苦しみ、打率が1割台前半と結果が残せず、頼みの綱も風前の灯火となってしまう。
それでも2018年、自己最多の33試合に参加すると、埼玉の雄GCアスレチックス戦で最終回に貴重な安打を放つなど、復調の兆しも見せ始めている。
2019年は八王子実践の後輩でもある須藤が加入し、外野のレギュラー争いは熾烈となるだろう。
まずはその争いに勝ち、再びスター選手として輝きたい。