東京都春季軟式野球大会vsファルコンズ戦

草野球界には数多くの大会が存在しており、始めたばかりのチームや草野球を知らない方にとっては、どの大会が一番レベルが高いのかわからないと思います。

Victoria League・ストロングリーグ・PRIDE JAPAN・・・etc

この数多くある大会についてはまた後日説明していこうかと思いますが、今回の大会は「東京都春季軟式野球大会(1部)」という大会で、すごく簡単に言えば東京都で1番を決める大会です。

東京都において、最もレベルの高い大会であると言っても過言ではないでしょう。

我らがハニーも昨年、春と夏に八王子市の代表としてこの大会に参加してきたものの、結果は惨敗。

しかしその経験を活かしたことで八王子市の大会を優勝し、今回再び挑戦権を得てこの地へやってきました。

初戦の対戦相手は新宿区の代表「ファルコンズ」様。

新宿区の代表としてほぼ毎回この大会に参加しており、常連チームです。

その強豪相手に対するスタメンはこちら。

1番中家 大輝5
2番須藤 隼9
3番福島 和樹4
4番小川 大輔2
5番高橋 涼3
6番中嶋 真吾6
7番今藤 渓7
8番野田 康生8
9番今藤 稜1

この大会は土曜日にも開催(というか途中までほぼ土曜日)なので、メンツが揃わないことも懸念されましたが、現状のベストメンバーが揃ったと思います。

逆にこれで勝てなければ単純に実力不足とも言えるでしょう。

過去2回は好守共に精彩を欠きましたが、今回はどのような展開となるか。

それでは参りましょう。

試合ハイライト

はちみつハニー先攻でプレイボール。

<1回表>
1番中家 センター前安打
2番須藤 ショートゴロ
3番福島 センター前安打
4番小川 サードゴロ
5番高橋 三振

試合は初回から動きます。

1番に座った中家がセンター前に安打を放つと、進塁打で2塁まで進み、3番福島のセンター前安打でいきなりの先制。

その後4番と5番は凡退するも、初回から良い形で攻撃ができました。

<1回裏>
1番四球
2番セカンドゴロ
3番三振
4番サードゴロ

本日は公式戦ですので、もちろん先発はエースの今藤稜がマウンドへ。

しかし上井草のグランドでは過去からあまり良くなく、この日も先頭打者にいきなりの四球を与えてしまいます。

だがその後は後続を抑えて0点スタート。

<2回表>
6番中嶋 ショートフライ
7番今藤渓 三振
8番野田 三振

<2回裏>
5番セカンドエラー
6番ライトフライ
7番ショートゴロ併殺

植え替えられた人工芝に名手福島が苦戦し、この回も先頭打者に出塁を許す。

しかしショート中嶋の好守もあり結果的に3人で切り抜ける。

<3回表>
9番今藤稜 ライトフライ
1番中家 サードゴロ
2番須藤 三塁セーフティ内野安打
3番福島 ライト前安打(須藤憤死)

ここで勿体無いミスが出てしまう。

ここから流れは徐々にファルコンズへ傾いていく。

<3回裏>
8番レフト前安打
9番ファーストゴロ
1番セカンドエラー
2番レフト前安打
3番セカンドゴロ
4番ショートゴロ

この回先頭打者が安打で出塁すると、1アウト1塁でセカンドゴロを福島が再びエラー。

得点圏にランナーを背負ってしまう。

その後はレフト前と内野ゴロの間にランナーが帰り、1-2と逆転を許す。

<4回表>
4番小川 ショートゴロ
5番高橋 セカンド内野安打
6番中嶋 レフト前安打
7番今藤渓 セカンドゴロ
8番野田 三振

反撃したいハニーだったが、この回も連打で得点圏にランナーを置くがあと一本出ない。

<4回裏>
5番四球
6番レフト前安打
7番サードゴロ

8番ショートゴロ

9番ピッチャーゴロ

調子の上がらない今藤稜は、この回も先頭打者へ四球をキッカケにピンチを背負う。

しかしここは何とか粘り追加点を与えない。

<5回表>
9番今藤稜 三振
1番中家 セカンドゴロ
2番須藤 レフトフライ

<5回裏>
1番ピッチャーゴロ
2番ショートゴロ
3番三振

<6回表>
3番福島 サードゴロ
4番小川 センターフライ
5番高橋 三振

<6回裏>
4番死球
5番セカンドエラー
6番ライト前安打
7番ショート内野安打
8番左中間へ走者一掃の三塁打
(投手交代:今藤稜→今藤渓)
9番ファーストゴロ
1番セカンドゴロ
2番四球
3番ライトフライ

先頭打者に死球を当ててしまうと、次打者の打球をセカンド福島が三度の送球ミスでピンチを拡大。

そこから連打を浴びて一挙5失点で、せき止めていた水が一気に溢れ返ってしまった。

<7回表>
6番中嶋 センターへ二塁打
7番今藤渓 三振
8番野田 三振(振り逃げで出塁)
9番今藤稜 レフト前安打
1番中家 サードゴロ
2番須藤 ショートゴロ

それでも打線は好調で、中嶋の二塁打と今藤稜のタイムリーで1点返しなおも1アウト1塁2塁のチャンスを作る。

だがファルコンズ様もショートの好プレーもあり、それ以上の反撃は許さない。

<7回裏>
4番セーフティ内野安打
5番三振
6番四球
7番センターフライ
8番三振

二番手の今藤渓が粘りのピッチング。

<8回表>
3番福島 センターフライ
4番小川 センターフライ
5番高橋 レフト前安打
6番中嶋 レフト前安打
7番(打)木村 ショートゴロ

<8回裏>
(投手交代:今藤渓→今藤陸)
9番レフト前安打
1番ライト前安打
2番左中間を破る二塁打(コールド)

前の回に代打を出したので敗戦処理に今藤陸が登板するも、敗戦処理すら出来ず三連打を浴びて試合終了。

結果は昨年度に引き続き1回戦敗退という悔しい結果に終わった。

戦評

四球とエラーが重なる典型的な例で、一番やってはいけない負け方でした。

ただポジティブに考えれば昨年度二度参戦した試合に比べ、安打数は二桁の10本を放っている部分は進歩かもしれません。

とはいえ10安打で2点ですから、ちぐはぐだったのは反省ですね。

正直セカンドの名手である福島やエースの今藤稜が、環境の違いでここまで対応出来なくなる予想が付かない部分もありました。

しかし今後も都大会のメイン球場はこの上井草スポーツセンターですから、人工芝に対しての慣れが必要性です。

順調にいかないこともまた順調。

ここから枯れていくのか、再び咲くことができるのか、大いに楽しみにしたいと思います!