八王子野球連盟春季大会vs八王子市役所戦

八王子市軟式野球春季大会がついに始まりました。

毎年初戦というのは不安なのですが、ディフェンディングチャンピオンとして迎えるのは今回が初めてですので、例年以上にプレッシャーが重くのしかかります。

またチームのコンディションも、3日(金)・5日(日)と連敗しており、決して良くはありません。

それでも例年以上に試合をこなしてきましたし、場数はそれなりに踏んできたつもりだったので、今回も乗り越えられると思っていました。

最後の打者がアウトになるその瞬間まで・・・

1番中家 大輝5
2番高橋 涼3
3番中嶋 真吾6
4番小川 大輔2
5番今藤 渓7
6番福島 和樹4
7番藤田 渉9
8番野田 康生8
9番今藤 稜1

八王子市役所戦のスタメンはこんな感じで組みました。

基本的に1番打者は中家で固定しておりますので、須藤が欠席して空いた2番打者を高橋に指名。

また従来7番打者の今藤渓を5番に繰り上げ、7番にはユーティリティープレイヤーの藤田を置いて打線に厚みを持たせています。

しかし大幅な打順組み換えは悪手と成り易いことを、その時は忘れていました。

さて・・・この打順がどのように影響を及ぼしたのか、是非ご覧ください。

試合ハイライト

はちみつハニーは珍しく先攻で始まります。
ここら辺も噛み合わなかったなーとしみじみ。

<1回表>
1番中家 サードゴロ
2番高橋 ファーストフライ
3番中嶋 右中間へ二塁打
4番小川 死球
5番今藤渓 セカンドゴロ

2アウトからハニーで唯一打撃好調の中嶋が右中間へ二塁打を放ってチャンスメイク。

しかし5番の今藤渓が凡退に倒れる。

<1回裏>
1番ピッチャーゴロ
2番セカンド内野安打
3番サードファールフライ
4番ファースト内野安打→暴投
5番四球
6番セカンドゴロ

ハニーの先発投手はエースの今藤稜。
良い立ち上がりを期待したが、2アウトから1塁高橋のカバー遅れによる内野安打と四球で満塁のピンチを背負う。

このピンチは何とか凌ぐものの、幸先は悪い。

<2回表>
6番福島 サードエラー
7番藤田 犠打失敗(併殺)
8番野田 死球→盗塁死

2回表、貰ったチャンスを壊してしまう。

先頭打者の福島がサードエラーで出塁。
更に7番の藤田が送ろうとバントを試みるのだが、前進したファーストに取られてしまい二人ともアウト。
小技が得意な二人だっただけに、勿体無いプレーが出てしまいましたね・・・

<2回裏>
7番レフトライナー
8番四球
9番ファーストへ犠打
1番センター前安打→本塁タッチアウト

逆に素晴らしいプレーが飛び出したのは守りの部分。

2アウト2塁で相手1番打者が打った打球はセンターへ抜け、2塁ランナーは一気に本塁を狙います。

ここを野田が素早く中継へ送球すると、カットに入った福島も本塁へ正確にスローイングし、2塁ランナーを本塁で刺す好プレー。

この場面で練習の成果が出ました。

<3回表>
9番今藤稜 死球→盗塁→ボーク
1番中家 センターオーバーの二塁打→三盗失敗
2番高橋 三振
3番中嶋 死球
4番小川 四球
5番今藤渓 三振

前の回で流れを一気に引き寄せたいハニーは、9番今藤稜が四球→盗塁→ボークで3塁まで進むと、1番中家の二塁打で簡単に先取点を挙げます。

しかしここで歯車が大きく狂った。

2番高橋にバントのサインを出すと、2球とも失敗し三振を喫してしまう。

更に中家も隙を見てノーサインで三盗を試みるが、こちらもアウトでランナーが最悪の展開に。

それでも3番・4番で再び得点圏まで進むのだが、5番今藤渓は見逃し三振。

悪い空気がチームに漂い始める。

<3回裏>
2番セカンドエラー
3番サードゴロ
4番センター前安打
5番ショートゴロ併殺

この悪い流れに影響されてしまうのが今のハニー。

セカンドゴロを福島がよく追いつくも、暴投で0アウト2塁のピンチを背負うと、1アウトから4番打者の打球がセンター前にポトリと打球が落ちて同点にされてしまいます。

<4回表>
6番福島 ライト前安打→盗塁
7番藤田 サードゴロ
8番野田 三振
9番今藤稜 三振

打順は先ほどエラーを許した福島から。

その福島が意地の安打と盗塁で0アウト2塁まで作るのだが、後続がそのランナーを返せず。

うーん噛み合わない。

<4回裏>
6番キャッチャーフライ
7番三振
8番三振

両チーム通じて初の三者凡退。

<5回表>
1番中家 センター前安打→盗塁
2番高橋 キャッチャーフライ
3番中嶋 三振
4番小川 ピッチャーエラー
5番今藤渓 レフトフライ

2回以降毎回先頭打者が出塁しているハニー。

5回も中家がセンター前に安打を放っているものの、やはり得点まで結びつけることができない。

特に2番に置いた高橋が完全に狂ってしまった。

<5回裏>
9番死球
1番レフトフライ
2番ショートゴロ
3番レフト前安打
4番死球
5番四球
6番セカンドフライ

そして遂に・・・5回まで我慢していた今藤稜でしたが、先頭打者への死球でバランスを崩し、押し出しにより1点ビハインドを許してしまいます。

<6回表>
6番福島 ライト前安打
7番藤田 サード犠打
8番(打)木村 ファーストファールフライ
9番今藤稜 レフト前安打
1番中家 サードゴロ

諦めずに反撃するハニーでしたが、最後は1番中家がサードゴロに倒れて試合終了。

2015年の春以来、2度目の1回戦敗退を喫しました。

戦評

5イニングを投げて5四死球と、今日の今藤稜は従来の制球力が身を潜めていた。

それでも稜は悪いなりに2失点に抑えたのだから、責められないだろう。

守備に関してもそう。

福島のエラーは確かに無駄な失点ではあったが、これもまた許容範囲内であり、なかなか無失策というのは難しいと思います。

ともすればやはり反省部分は1点しか取れなかった攻撃面でしょう。

安打数自体は6イニングで6安打放っており、初回を除くすべての回で先頭打者が出塁できました。

しかし結果は1点しか取れていない。

それはなぜだろう?

やはり1番の原因は、「普段練習していないことをしない」ということでしょう。

この試合において、2回裏に相手走者をホームで刺すという素晴らしいプレーが飛び出しています。

これは先月練習したからこそ刺せたプレーだと思いますし、結局練習していないことをやろうとするから歯車は狂ってしまうのだなと、このブログを書きながら気付かされました。

 

これで久々に秋は負けたら2部降格という背水の陣を敷くこととなります。

このプレッシャーに耐えられる自信を付けさせるべく、また1からチーム作りをするだけです。